2010-01-01から1年間の記事一覧

ホワイト・クリスマス(日中のミサ)

クリスマスミサ。参加者女性24名、男性4名、園児1名でしたが、今日は朝から大雪で交通は麻痺し、神父様は郡山から二本松まで到着に2時間も要し、12時からのミサの予定が13時からになり、他に予定のある方々9名はやむを得ず帰りましたので、ミサの…

主の降誕(夜半のミサ)

主のご降誕、おめでとうございます! 私たちは集会祭儀でお祝いをしました。参加者女性9名、男性2名。 毎年、私たちの教会では、この日、ミサはありません。しかし、自分たちだけでささやかにお祝いするこの時、とても静かで暖かく聖夜にふさわしいといつ…

『キリストにならう』4

平和と思いやり まず、あなた自身のうちに平和を保ちなさい。そうすれば、他人にも平和を分けることができる。平和な人は、偉大な学者よりも他人のためになる。感情的な人は善さえも悪に変え、また悪を信じやすい。ところが、平和を愛する人は、すべてを善に…

『キリストにならう』3

「私に従う人は闇の中を歩かない」(ヨハネ8:12)と主は言われる。これはキリストのみことばである。もし私たちがまことの光に照らされ、心の暗やみを抜け出したいなら、その生涯とおこないにならわなければならない。したがって、私たちの第一の務めは、イ…

『キリストにならう』2

主よ、あなたのみ前にあって私の口は声を失い、ただ沈黙し、あなたに語ります。私の主よ、あなたがおいでになるのは、いつのことでしょう?貧しいしもべである私を訪れ、喜びで満たしてください。私の上にみ手を差し伸べて、不幸な私を艱難から救ってくださ…

クリスマス会(二本松幼稚園)

二本松カトリック幼稚園(佐藤せつ子園長)で、今日、「クリスマス会」が行なわれました。ホールいっぱいのお客様をお迎えして、園児たちは一生懸命がんばりました。 《プログラム》 はじめのことば1.聖劇2.オペレッタ「お料理ハイハイ」3.挨拶:園長 …

サンタさんが幼稚園にやって来た!

今日は二本松カトリック幼稚園の終業式でしたが、一足早くサンタクロースが子どもたちのところにやってきました! 動画(movie)です。中央の白三角をクリックしてください。はるばるフィンランドから(?)サンタクロースが二本松のカトリック幼稚園の子ど…

『キリストにならう』1

待降節のこの季節、祈りを深めるために『キリストにならう』を読みたいと思います。この本は聖書のようにどこを開いても心に響いてきます。流し読みをせずに、一箇所に留まって黙想したいと思います。 みじめな私を顧みてくださった私の主イエス・キリストの…

イルミネーション

今日はミサ。参加者、女性12名、男性2名。待降節第3主日、「ガウデーテ(喜び)の主日」。いよいよ喜びの日が近づいてきたことを典礼色「ばら色」を用いてこの主日を盛大に祝う習慣が昔はあったようですが、二本松教会には残念ながら、ばら色の祭服はあ…

『障害は恵みか?』

「カトリック新聞」はカトリックにとっての唯一の新聞ですが、購読者が少なく存続の危機にあるそうです。実際になくなってしまったら、他の教会の様子や活動を知る手段がなくなってしまいますので、皆さんが関心をもって下さることを私も願っております。 さ…

『感情と霊的生活』2

『神学ダイジェスト』2010年冬号No.109(pp.90-102)より抜粋 −つづきー 【感情と衝動の区別】 ・心理学は感情が倫理的に中立であって良いものでも悪いものでもないという事実を支持している。しかし多くの人は、いまだに感情にも「毒麦と麦」があるかの…

『感情と霊的生活』1

『神学ダイジェスト』2010年冬号No.109(pp.90-102)に興味深い論文が載っていました。タイトルに「司祭養成についての考察」(ジャン=ミシェル・ローラン著)とありますが、私たちにも参考になる部分を抜粋してご紹介します。 神のみ旨を知るために、…

まだまだ続くマザー・テレサ写真展

「マザー・テレサ生誕100年記念写真展」を二本松教会主催で行ないました時には、多くの方々に来て頂いてありがとうございました。マザー・テレサに触れた感動は今も人びとの心のどこかに残っていると信じております。 そのマザー・テレサの写真の撮影者で…

来訪者

今月のミサは今日だけだったので、参加者が少し多かった。お聖堂がいっぱいになっている感があった。参加者、女性13名、男性2名。待降節第1主日。 今日は実は、「福島県カトリック連絡協議会」の信徒会長の集まりが郡山教会であったが、その時間帯は、二本…

聖書週間:レクチオ・ディヴィナ3

『レクチオ・ディヴィナ(Lectio Divina)』の四つの階段+一階段 1.レクチオ(Lectio):読む・注意して読むこと「み言葉それ自身が語ること」に傾聴します。神はご自身を聖書の中に現しました。何よりもまずその語られたみ言葉に注目します。「読む時には…

聖書週間:レクチオ・ディヴィナ2

『レクチオ・ディヴィナ』ジョヴァンニ・デュットー著 柳沼千賀子訳 夢窓庵 2009年 より抜粋をご紹介します。 ・人の生き方は、神の言葉に従うかどうかにかかっています。(申命記30:16参照)・私たちは祈る時によく聖書を使うという理由だけで、み言葉によっ…

聖書週間:レクチオ・ディヴィナ(神的読書)1

「レクチオ・ディヴィナ」が今日私たちの間で復興してきたことは喜ばしいことです。これは、カトリック教会の伝統的な祈り方で、すでに2世紀にアレクサンドリア(エジプト)のキリスト信者の共同体で実践されていました。 私たちは聖書を読み、神様のみ言葉…

聖書週間

今日は「王であるキリスト」、集会祭儀。参加者女性9名、男性2名。 今週から「聖書週間」です。教皇ベネディクト十六世が『啓示憲章』発布40周年記念国際会議参加者との謁見の際に行なった挨拶の中の言葉が、この聖書週間の機にふさわしいと思われますので、…

私のイエス3「命の喜びを教えてくれたイエス」

今日はミサの予定だったが、神父様が風邪で体調を崩され集会祭儀となった。参加者、女性13名、男性1名(うち未信者の方女性3名、男性1名。お父さまの命日なのでお祈りをお願いする予定で郡山からわざわざ来て下さったのだが、申し訳なかった。でも、もう一度…

比叡山延暦寺巡礼(私的エキュメニズム)

日本の仏教の発祥の霊地、比叡山延暦寺の巡礼をしてきました。 場所:京都と滋賀の境宗派:天台宗宗祖:伝教大師最澄(767−822) *延暦寺というのは比叡山に点在する150ほどの堂塔の総称であって、その名を冠した建造物がある訳ではありません。山内…

私のイエス2「マリア様のとりなし」

今日は集会祭儀。参加者女性6名、男性1名。風邪が流行っている。他の病気で苦しんでおられる方もたくさんおられる。神様がそういう方々の一人一人に心を留め、慰めと必要な助けをお与え下さるように。 老人介護施設におられる安田さん(97歳)もこの頃は寝て…

二本松キリシタン殉教祭

約75名の方のご参加を頂いて、「第20回二本松キリシタン殉教祭」を開催しました。 まず、平賀徹夫司教様のミサで始まり、次に会津地区で司牧されている板垣勤神父様から「会津の殉教者」と題してご講話を頂きました。そして、場所を幼稚園の講堂に移して…

ニューマンの聖フィリポ・ネリ

ニューマンはオラトリオ会の創立者聖フィリポに憧れと尊敬を込めてこのように語っています。 「聖フィリポは人々を自分の所に引き寄せようと特に努力した訳ではない。ただ自分の小さな部屋に座っていると、金持ちも貧しい人も、貴族も無学な人もいろいろな人…

「殉教祭」の準備

今日は集会祭儀。参加者女性10名、男性2名。 福音書は「ザアカイ」の回心の話です。罪人のレッテルを背負っている徴税人のザアカイは必死にイエス様に近づこうとします。「失われたものを捜して救う」ために来られたイエス様はそのザアカイを目に留めます…

ニューマン、他者への態度

《他者への態度についてのニューマンの見解》 人間が集まれば問題が起こります。ニューマンは共同体内または外部の人に対して、オラトリオ会員はどのような態度を取るべきかを語っていますので、彼の霊性を知る上でも、また、私たち自身の参考にするという意…

ニューマンのオラトリオ会 2

《オラトリオ会へ入会希望する者に対して》 「聖フィリポ・ネリのオラトリオ会の修練者の扱い方は、各ハウスで異なっている。ナポリでは、イエズス会の修練の仕方に近似している。彼らは他の会員たちとは別にされ、彼らだけで一つの身体を形成する。他のハウ…

ニューマンのオラトリオ会 1

《ニューマンのオラトリオ会》 ニューマンによれば、イギリス・オラトリオ会の特徴は以下のように集約されます。 1.オラトリオ会の内的特徴―初期キリスト教の形態への回帰2.聖フィリポは初代教会時代へと弟子たちを招く。そこで固有のキリスト者共同体を…

神様の不思議な導き

今日はミサ。参加者、女性13名、男性2名。 今日は恵みの日だった。まず、「マザー・テレサ生誕100年記念写真展」のポスターを見て二本松教会を訪ねてきた青年はそれ以来、ずっと私とカテケージスを勉強してきているが、受洗の決意が固まり、今日、彼の「…

ニューマン「聖フィリポ・ネリのオラトリオ会」

しばらく中断しておりました「ニューマン」を再開します。 オラトリオ会は、各共同体に自治権を与えており、ニューマンがイギリスにオラトリオ会を設立した時も、イギリスの国民性やカトリック教会の置かれた立場等を考慮することが許されていました。 ニュ…

インド「聖母マリアのバジリカ」

10月15日に掲載しました「聖母マリアのバジリカ」について調べましたので、ご紹介します。ガイドブックには載っていませんし、インドに行かれる方は是非訪れてほしい寺院です。 ヴェランガニ −聖母マリアのバジリカ− 東のルルドhttp://www.theindiatravel.co…