イルミネーション

 今日はミサ。参加者、女性12名、男性2名。待降節第3主日、「ガウデーテ(喜び)の主日」。いよいよ喜びの日が近づいてきたことを典礼色「ばら色」を用いてこの主日を盛大に祝う習慣が昔はあったようですが、二本松教会には残念ながら、ばら色の祭服はありませんので、紫で行ないました。「聖書と典礼」でも紫となっていますね。ばら色を用いた教会はありますでしょうか?ばら色の主日は年に2回しかありませんので、そのために準備する教会はますます減少しているのでしょうね。としたら残念な気もします。
安田さんのこと
 97歳の安田さんは10月ごろからますます心臓と足が弱くなられて、訪問しても寝ておられることが多く、その寝顔から起こすのも悪い気がして、そのまま戻ってくることが多くなりました。11月11日には老人介護施設から病院に移りました。お年なので、ご本人が苦しむような無理な治療はせず静かに見守るという方針だそうです。今朝、私が訪問した時はやはりお休みになっておられたので、午後、ミサの後、神父様と橋本さんに行って頂き、ご聖体と塗油の秘跡を授けて頂きました。その時、やはりお休みになっておられましたが、看護士さんに言って起こしてもらうとお元気だったとのことです。頭はしっかりしておられ、お話もできたということで一安心しました。97歳ともなると親兄弟も友だちも皆すでに他界しておられ、関係者はほとんど教会の人々のみということになります。教会は永遠ですので、神の家族の一員であることの恵みを思います。

思わぬ恵み「イルミネーション」の設置
 二本松市の町内会は、この辺りを整備したことに伴い、昨年からイルミネーションを設置して12/12〜1/10までの夜間に点灯することにしました。今年は、カトリック教会と幼稚園の敷地にまで延長してそのイルミネーションを設置して下さることになりました。昨日にその準備をお手伝いし、今日の午後5時から二本松市長も臨席の下、点灯式が行なわれました。豚汁も300人分用意されました。私たち教会員にとっては願ってもない出来事です。点灯式に集まった人々に堂々とクリスマスの案内を配布することができました。女子中学生3人は喜んで、教会のマリア様のご像の前までやってきて「どうやってお祈りするの?」ときゃっきゃっとはしゃぎながら自分たちなりのお祈りを捧げていました。
 

暗くてみえませんが、中央イルミネーション背後がカトリック二本松教会と幼稚園です。
 カトリック教会の存在を皆様にアピールできることとなりました。これを機に教会にも気軽に足を運んでくださるよう、願っています。私たちもがんばります。