2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

原町教会を訪ねて

カトリック原町教会は、福島第1原子力から約25km北に位置しています。 二本松市から約60km、途中、通行止めもなく、車で1時間半ぐらいで到着しました。 現在、この地域の放射線量は0.5マイクロシーベルトにまで下がっています!年間の被曝線量は3〜…

仮設住宅に住むということ

二本松市に浪江町の方々が住むための仮設住宅が6月末には完成し、7月から入居が始まりました。最初、体育館という大部屋に避難しておられた方々が、旅館やホテル等の個室へ2次避難され、そして、仮の我が家となる仮設住宅へと移動されました。他人事として…

笑顔を取り戻した桃農家さん

桃農家さんにとって、お中元の季節は例年ですと最も注文の多い時でした。しかし、今年は違っていました。 3.11から4か月が経ち、やや落ち着いてきたかに思えた矢先、まさにお中元が始まろうとしていた矢先、牛の稲わら問題が勃発し、桃農家さんは受注の…

Oasis of Hopeの支援活動

聖母被昇天の祭日、二本松教会を訪れて下さったOasis of Hope(希望の泉)は東京の中心部千代田区のカトリック麹町教会(通称イグナチオ教会)で行われている炊き出しに集まってくる人々の中から生まれた任意団体です。その代表、青木さんと看護士さん、カメ…

東京から援助チームの来訪

今日は仙台教区で作成した「平和を求めるミサ」が捧げられました。ポーランド帰国中の主任司祭に代わってトマス神父様(野田町教会主任司祭)が来てくださっています。そして今日は東京から15名、藤沢教会(神奈川県)から2名のお客様がお見えになり、久…

福島復興物語

「CLC通信(2011.vol.2)」に以下の記事を投稿しました。 他県から見た福島のイメージ 「ああ、原発さえなかったら...」何度この言葉が福島県人の口に上ったことだろう。牛に与えていた稲わらが汚染されていたことが判明した時、古館アナは「福島の人は悪く…

桃の販売(あきる野夏祭り)

東京都あきる野市の夏祭りが開催されました。そこへ福島野菜を出店してほしいとの依頼があり、行ってきました。 伊達市の桃農家さんに仕入れに行きました。夜に福島を出発しますので、これは夜7時です。80箱を買い付けました。売れますように!もちろん、福…

福島の農家の苦しい現状

昨日、福島県伊達市の桃農家の家族が「二本松農園」に来られました。お父さん、お母さん、そして小学生の無邪気な子供3人。3人の子供さんの首からは「放射能の線量計」が下げられていました。1カ月積算で子供達の線量を測定しているのです。桃農家のこの…