Oasis of Hopeの支援活動

 聖母被昇天の祭日、二本松教会を訪れて下さったOasis of Hope(希望の泉)は東京の中心部千代田区カトリック麹町教会(通称イグナチオ教会)で行われている炊き出しに集まってくる人々の中から生まれた任意団体です。その代表、青木さんと看護士さん、カメラマンの他、教会で祈りの集いに参加しておられるホームレスの方、計15名の方が二本松市仮設住宅におられる浪江町の方々のためにバザー用品を取り揃え、マイクロバスでやってきました。

浪江町の方々に昨晩「引き換え券」を配布しました。それで好きな物と交換できます。
品物は日用品がメインです。
〇おにぎり、コーヒー、お菓子、梅干し
〇お椀、湯呑み茶碗、皿、スプーン、フォークなど
〇手ぬぐい、ふきん、石鹸、粉石けん、歯ブラシ
〇ろうそく、線香
〇タオルケット、毛布、洋服
〇ラジカセ、ヘアードライヤーなど電気製品
 販売員はホームレスの方々です。
このように大盛況で、彼らもやりがいがあることでしょう。 
仮設住宅から二本松教会まではマイクロバスで送迎しました。運転手はホームレスの方です。
 実は最初青木さんがこの活動を思いつき、メンバーのみんなに伝えたところ、彼らから「オレも手伝う!」と名乗り出て自主参加となったとのことです。

 おにぎりも二本松市の「御苑」に青木さんが前もって注文してくださいましたが、これがおいしかったです。しかも大きさはコンビニで売ってるおにぎりの1.5倍のボリュームがありました。どうも御苑さんが「浪江町の方のために」と大き目サイズにして下さったようです。ここでも愛を発見しました。



動画です。
 このようににぎわっています。浪江町の方々も本当に喜んでくださいました。ある方は「家にばかりいたので、今日は本当に楽しかったです。」とおっしゃってくださいました。また、子供たちも自分の好きなものを思う存分買うことができて、嬉しさのあまり私たちに何を買ったのかを自慢げに見せてくれました。 
 大勢集まったので、やはりこれだけの準備委員(15名)が必要でした。やはりこれも神様の計らいでした。

 Oasis of Hopeの外での活動は実はこれが第1回目でしたが、大成功でした。準備は本当に大変だったようですが、浪江町の皆さんにこんなに喜んで頂けてその苦労が報われたと思います。
Oasis of Hopeの皆さま、本当にお世話になりました。ありがとうございました!