舟山亨神父様帰天

 カトリック会津若松教会にお住まいの舟山神父様が8月1日、教会裏の木の枝を切り落とす作業をお一人でなさっていた時に、6mの高さのはしごから転落、そのまま天に召されてしまいました。享年51年。若すぎる死に、誰もが驚き、悲しみ、残念の念を強くしました。
 仙台カテドラルで葬儀、告別式が行われました。喪主の平賀司教様は、司教になられて最初にしてたったお一人の司祭叙階をされた神父様だったとのことでした。お若いゆえにこのようなことからは最も遠い方だと思っていたので、最初に知らせが入った時には信じられなかったが、冗談で言えることではないので、信じるしかなかったと肩を落とされていました。
 舟山神父様のご両親もまだお若く、葬儀では気丈に振る舞っておられましたが、その悲しみと残念さは察するに余りあるものでした。
 司祭不足の時代に若く働き盛りの舟山神父様を神様がお呼びになったことにはどんな意味があったのか、それは時間の経過と共に教えて下さるのでしょう。私たちは自分に課された使徒職をただひたすら果たしていくばかりです。