CTVC「第4回福島ブロック会議」二本松教会にて

参加者:平賀司教様、小松神父様、梅津神父様、成井神父様、CTVC(漆原比呂志様、辻明美様)カリタスジャパアン(鈴木まり様)、アメリカカリタス(グレッグ様)、いわき教会(佐藤賢二様、佐々木三代子様、鈴木一子様)、松木町教会(鈴木教弘様、鈴木キミ子様)、会津教会(品川満紀様、品川美枝様)、原町ベース(池上哲也様、池上あけみ様)、聖公会(楡原様、山中様)
二本松教会からの参加者:柳沼千賀子、他4名、福島やさい畑(4名)
 平賀司教様が予定にはなかったのですが、都合をつけてご参加くださいました。有難いことです。
 各自の自己紹介の後、二本松教会(福島やさい畑)の活動報告を中心に発表させていただきました。
第1部「福島やさい畑〜復興プロジェクト」の報告原発事故後、農業県・福島の農業の復興のために、安全確認された野菜を県内各地の農家さん(25軒)から買い取り、首都圏のカトリック教会(20カ所)やWEBショップで販売しています。反対者はもちろんおられますし、小さいお子様をお持ちの方々のご心配も理解できますので、こちらからは一切無理強いすることなく、お客様ご自身の判断でご購入頂いています。お陰様でご協力下さる方々はたくさんおられ、励ましを頂きながら頑張っています。問題は、仕事の拡大に伴ってスタッフを増員したいけれども、何せ野菜は安いものなので、利益を上げることは難しく、増員ができない状況にあることです。教会での販売においては、その教会の方々がお手伝い下さって本当に助かっています。ほしい人材は福島から車で野菜を運ぶ運転手兼販売員です。
第2部「福島支援をまとめるデスクの立上げ」福島県内でそれぞれが独自に活動していますが、それらの「点」を一つに統括して全体を把握するデスクを立上げる必要性が出てきました。この部分は仙台教区の主導で運営していく予定です。
 その役割は5つ(成井神父様より):1)各活動の情報を共有、連携し、活動の調整をする。2)問合せの窓口 3)情報発信と啓発 4)情報収集と資料収集 5)他団体との連携(社協などとも連携する)
そのデスクの、まずは設置場所ですが、二本松教会が候補に挙がりました。地の利がいいことが理由です。二本松ICから1kmの所に位置し、二本松駅からも徒歩7分、コンビニも病院も市役所も警察署も仮設住宅も徒歩15分以内にあります。ですが、問題は、小さい教会の上に教会員はほとんどが70歳以上の高齢者のため、教会員がその仕事に携わることはほとんど不可能ですので、他の教会からの協力が欠かせないことです。皆様のご協力があれば実現可能だと思います。

次回、第5回CTVC主催「福島ブロック会議」の開催予定
場所:カトリック郡山教会
日時:2012年12月10日(月)13:00〜17:00
参加資格:福島県内で活動するカトリック教会または信徒を含むグループで、情報共有や連携を望む団体・グループ