カリタスアメリカの取材

 カリタスアメリカから派遣されて、ジェニファーさんが被災地に取材に来られました。先週の水曜日に来日し、宮城、岩手を取材した後、福島に入られ、原町を取材後、最終地として二本松を訪問してくださいました。

仙台教区サポートセンターの成井神父様と一緒に見えました。
「福島やさい畑〜復興プロジェクト」の活動について、その活動の始まりから、現在の活動、そして将来のビジョンについてインタビューを受けました。
 今頃になってという見方もありますが、事故直後は慌ただしくあらゆることが定まっていない状況でもありますし、むしろ長期戦の福島としては1年7か月経った今の状況と今後の見通しについて関心を持って頂ける方が嬉しいです。
 福島の農家さんは、多くは昨年よりも売上げが減少していてさらに厳しい状況になっているのです。事故前のお客様は今も戻ってきませんし、支援する方々も1年たったからもういいでしょう、という気持ちなのかも知れません。作物は放射能量は昨年より減少し、豊作ですが、農家さんの顔に笑顔はまだありません。
 どうか、みなさん、さらなるご協力をお願い致します。