仙台教区復興支援全国担当者会議

日本全国から担当者が一堂に会し、6月11〜13日まで3日間にわたって現地視察とシンポジウムが行われました。
 現地視察は、
(1)福島県南部視察(さいたま教区いわきサポートセンターもみの木)参加者2名、ガイド2名
(2)福島県北部視察(CTVC活動地域)参加者14名、ガイド2名
(3)札幌教区宮古ベース視察 参加者6名、ガイド1名
(4)長崎教区管区大槌ベース視察 参加者9名、ガイド1名
(5)大阪教区管区大船渡ベース視察 参加者7名、ガイド2名

3日目のシンポジウムです。
神田裕神父様
(司教協議会復興支援担当補佐)
全体司会者のご挨拶
菊地功司教様
(司教協議会復興支援担当司教)
開会ご挨拶
平賀徹夫司教様
(仙台教区長)
歓迎のご挨拶

 






 シンポジウム第1部:津波被災地での復興支援活動を考える
(1)大阪管区大船渡ベースプロジェクト担当 Sr.野上幸恵:被災地の現状と課題
(2)釜石ベース長 船山亨神父:被災地の現状と課題
(3)札幌教区宮古ベース責任者 上杉昌弘神父:被災地の現状と課題
(4)名古屋教区障害者支援センターかまいし:被災地の現状と課題
(5)長崎管区大槌ベース長 古木眞理一神父:被災地の現状と課題
(6)女子総長管区長会事務局長 Sr.桜本さよ子:女子修道会後方支援活動の現状と課題
(7)Face to face代表 岩田鐵夫氏:後方支援活動の現状と課題
(8)SDS Cセンター事務局次長 園部英俊氏:SDSC直轄ベース活動における課題

 
 


シンポジウム第2部:「フクシマ」をめぐる復興支援活動を考える
(1)元原町教会主任 梅津神父:南相馬市の状況について
(2)松木町教会鈴木キミ子氏:傾聴活動(ふれあい茶の湯)から見えてきた福島の問題とは
(3)白河教会「白河みみずく」代表金澤弘子氏(報告のみ):活動から見える福島の問題とは
(4)二本松教会信徒会長 柳沼千賀子氏:活動から見える福島の課題とは
(5)さいたまVCもみの木丹弘氏:復興支援活動の課題と今後の方向性について
(6)CTVC事務局長 漆原比呂志氏:復興活動の今後の方向性について


最後に、震災犠牲者を追悼し、被災者への癒しを求め、復興支援活動に祝福を求めるミサが行われ、3日間の会議は終了しました。

 北は北海道、南は九州からおいで下さった皆様、被災地に心を寄せて下さってありがとうございます。県外の方の中には、もう震災は過去の出来事と思っておられる方も多いと聞いています。しかし、現状はまだまだ復興には程遠い状況です。にもかかわらず、丸1年が経ち、ボランティアの方々も非常に減少しています。支援なさるのもモチベーションを上げるためにエネルギーが入りますので、ある意味当事者よりも疲れるかも知れません。どうぞ、疲れてしまわないような形で長く心を寄せてくださいますよう、お願い申し上げます。