福島の春


りんご農家さんを訪ねました。
「ふじ」の木です。夏にはりっぱなりんごがなることでしょう。

りんご「ふじ」の花です。白く可憐な花です。

これは「さやえんどう」です。
天地の恵みを受けて、作物は何事もなかったように、成長しています。

さやえんどうの花です。

トマト農家さんを訪ねました。
ハウスの中で水耕栽培でトマトを作っています。
これで放射能の影響は最小限にすることができます。グレーのビニールの中を栄養の入った水が流れています。

「桃太郎」です。こちらの農家さんは赤ではなく密度のある「オレンジ色」のトマト作りを目指しているとのことです。

ハウスの中できゅうりも作っています。

また、別の農家さんです。
畑をお借りしてズッキーニを植えました。芽が出てきました。
命の誕生、そして成長...。


二本松教会の庭の「かいどう」です。












 2年前の春、三春から「しだれ桜」の苗を買ってきて、二本松教会の庭に植えました。着実に成長しています。私たちは何もしないのに、天地からの恵みによって私たちの知らない間に成長しています。
 桜は人を集めるので、二本松教会にも人がたくさん来て下さることを願って植えました。











 例年通りの風光明媚な福島の田園風景の一コマですが、農家さんの心は昨年以上に暗いものがあります。福島産の野菜は県内のスーパーでも隅においやられ、放射能検査でND(不検出)の結果があっても敬遠されているようです。
 農家さんは今年の方が昨年よりも厳しいだろうと、暗い顔で言っていました。福島の復興はまだ始まってもおらず、今も明日の見えぬ不安の中に置かれています。