宮代仮設での餅つき
福島市の松木町教会の鈴木さんご夫妻が中心となって活動されている「宮代仮設住宅」で、もちつき大会が開催されました。
「浪江に帰るまで生きぬこう」というのが切実ですね。実際、高齢者にとっては生きているうちに戻れるのか、という思いを抱いておられますからね...。
鈴木さんたちは定期的に「ふれあい茶の湯」を催しています。誰かがいつも共にいる、ということが一番大切なことですね。
もちつき開始!昨今は臼と杵で本格的に餅つきをする機会も減ってきましたので、若者たちにこの文化を継承する大事なチャンスです!
「昔取った杵柄」という表現がありますが、まさにこのこと!年をとってあちこち痛いだの、力がなくなっただの言いつつも、ひとたび杵を持てば、見事なもの。
つきたて餅を、仮設の皆さんで黙々と堪能しています。おいしいものを頂くと、ひたすら食べることに集中して会話は二の次!とりあえずどんぶりが空になって顔を上げて、「ああ、おいしいかった!」とやっと会話に入ります。
おなかがいっぱいになったら、次なる行事は「カラオケ」です。このカラオケセットはCTVCからの寄贈とのことです。いつでも楽しめていいですね。
このもちつき大会には、東京からもたくさんのボランティアの方々が来られていましたが、私にとっても懐かしい顔に出会えて嬉しかったです。