「パライソ」ご一行様の訪問

 福島県を多くの方々が応援して下さっていますが、今回二本松教会においで下さった方々は「被災地の喜ぶ顔に会いに行く旅」と題した東京のご一行様でした。
 首都圏のいろいろな教会から12名様による福島一泊旅行です。お世話役の佐々木さんがレンタルバスを運転して皆さんをお連れ下さり、前日は会津若松教会を訪問して、古くからのお知り合いだということで主任司祭の板垣神父様と共に土湯温泉で楽しい一時を過ごされ、そして、今日二本松教会でミサを捧げるためにおいでくださいました。
 実は佐々木さん率いるこの旅行グループは10月27-28日にもおいで下さったのです。前回とメンバーは入れ代わっていましたが、またおいで下さった方もありました。嬉しいことです。
 なお、表題の「パライソ」とは佐々木さんが旅館でグループ名を訪ねられて、決まっていなかったためにとっさに出た言葉だったそうですが、皆さんにも賛同を頂いてそういうことになったそうです。また、この旅のタイトルも面白いと思いましたが、これもまた佐々木さんの会心の作とのことです。「僕はこういうことを考えるのが好きでねぇ」と。

 板垣神父様司式のミサです。その中で被災地のための祈りを捧げて下さいました。ありがとうございます。
 皆さんがこうして私たちのために祈りを捧げて下さっている間、改めて心の底から慰めと嬉しさと感謝の念が湧いてきました。「祈り」を知っている私たちは何と幸せなのでしょう!


 左から4番目の方が板垣神父様。3番目の方が世話役の佐々木さん。神父様の右隣りのお3人は「マリアの御心会」のシスターです。
 シスター方には修道会の創立と会の特徴などをご紹介頂きましたが、神様に自分を奉献した生き方に心を動かされました。
 キリストへの愛に燃えて、マリアにならって生きたいと望む二人の創立者の出会いから生まれた会で、マリアにならい、社会の中で活動するために修道服ではなく平服を着用し、活動と観想を生きる会ということでした。

 右端の方は先月もおいで下さいました。西千葉教会の方で、野菜販売でもお世話になりました。ありがとうございました。

 この震災は多くの方が亡くなり大災害でしたが、その方々の犠牲が生き残った私たちに互いに助け合って生きていくことを教えてくださったように思っております。
 この災害がなければ出会うことのない多くの方々と出会いました。命を大切に生きていきたいと思います。