星美祭での野菜販売

 10月8−9日と土日の2日間、赤羽の星美学園で「星美祭」が開催されました。そこに「二本松農園」が呼ばれ、福島の野菜を販売させて頂きました。

 正門からはいってすぐのドン・ボスコ像の隣りに場所を確保してくださり、販売させて頂きました。


《動画です》

 この野菜販売の窓口になって下さったサレジアンのシスター稲川らが呼び込みを手伝って下さいました。ところが、シスター稲川のみごとな声量に圧倒され、二本松農園のスタッフは出る幕を失ってしまった感がありました。
 私がシスター稲川の見事な発声に思わず、「オペラでもなさったらいかがですか?」と申しましたら、どっと笑いが起きました。シスター稲川はどうもその道の専門家だったようです。道理でねぇ...。また、浪江町のご出身でご親戚の方が被害に会われたので、もはや他人事ではない、と懸命に野菜売りにご協力してくださいました。

 星美祭が終わり、片付けが終わった頃、「すりごま」の食べごろサイズのものが非売品としてたくさんあるので、誰かに配ってほしいとおっしゃるのです。仮設住宅の方に配ってもいいですか、と聞くと、まさしくそうしてほしい、ということで段ボール箱20ケース分も預かってきました。仮設住宅に住み、買い物難民の方々に野菜をお売りした時にサービスとして配布したいと思います。
 多くの方々に支えられ、私たちは生きています。神様、そして、すべての方に感謝!