仮設住宅の人々との交流会

吉祥寺教会のご一行は二本松の仮設住宅におられる浪江町の方々のためにもたくさん準備されてきました。
一戸一戸訪問してお米・飲み物・バスタオルなどなどを詰めた重い袋を配布しました。
そして、会場ではもちろんアクションダンスを披露しました。

 
アクションダンスを踊り始めると、CDの音楽が途中でストップしてしまいました。CDが疲労してしまったのでしょう。何度もこの音楽をかけて猛練習をなさっていたはずですから。しかし、そこはフィリピン人の前向きで明るい人たちです。アカペラで行こう!というリーダーの一声で、皆自分たちで歌いながら、楽しく踊りました。
この時、もう彼女たちの疲労はピークに達していたと思います。というのは前日から食事の準備のために夜おそくまで掛かっていたとのことですから。しかし、彼女たちは誰一人として笑顔を決して忘れませんでした。その姿に感動でした。





乗ってきたところで、浪江町のみなさんを誘い出しました。
レイをつけているのが浪江の方々です。みなさん、ノリノリです。
実に楽しそうに踊って下さいました。しかし、終わりの時間が迫ってきます。
最初は消極的だった浪江のみなさんも、最後にはまだまだ踊りたい気持ちでした。









最後に記念撮影をしました。写真を撮るときの掛け声は、
「吉祥寺ー!」もう一枚を撮る時は「浪江町ー!」。みんな大きな声で叫んで撮りましたよ。










吉祥寺教会の皆様、本当に福島のためにありがとうございました!
この思い出は一生忘れないと思います。

楽しい一日はあっという間に過ぎて、帰る準備が始まりました。彼女たちが帰る、と思ったら何とも寂しい気持ちになりました。
浪江の方々も名残惜しそうに、最後までバスが仮設住宅を去るのを見送っておられました。