避難所での楽しみ

今日の環境放射能測定値測定結果:二本松市役所
1.94マイクロシーベルト (4月26日09:10〜11:40)
1.88 マイクロシーベルト (4月26日13:40〜15:50)

 ここの避難者の方々は津波による被災者ではなく、放射能からの避難の方々です。多くの方は自宅はありますが(流されてしまった方もおられます)、放射能汚染のため自宅から物を持ち出すこともままなりません。みなさんお元気ではありますが、最大の問題はこの避難生活がいつまで続くのか、ということです。
 このような方々のためにできることの一つはストレスを解消させてあげることです。子どもたちは「カラオケ」に行きたいと言っています。通常の生活では当たり前に許されたことがここでも許されるようになることも大事ですね。

子どもたちと一緒に粘土細工でそれぞれに芸術作品を作っています。
渡辺神父様も一緒に作りました。神父様の作品はどうやら「雪だるま」のようでした。体育館の展示コーナーに子どもたちの作品と一緒に神父様の作品も展示しました!

先日、子供たちはこいのぼりを作りました。高校生が下絵を描き、小・中学生が色紙でうろこなどを作り、このようなすばらしい作品に仕上がりました。











タレントの「哀川翔さん」から出身地、鹿児島の水が届けられました。段ボール箱には本人のと思われるサインもありました。子どもたちはきゃっ、きゃっと喜んでいました。














頭の体操(?)になる「多面体カード」なるものを石川県の業者の方が持ってきてくださって作り方を指導、おかあさん方が挑戦しました。
一枚の厚手の紙に手でカットできる切込みがあり、それに沿ってカットします。それを組み合わせて、立体の形に作っていくのですが、それがちょっと頭を使うんですね。おかあさん方は最初悪戦苦闘されていましたが、何作品か作るうちにやっと慣れて、「楽しくなってきたぁ!」とおっしゃっていました。