地震・津波の被害視察(片柳師)

今日の環境放射能測定値測定結果:二本松市役所
2.14 マイクロシーベルト (4月8日09:00〜11:10)
2.28 マイクロシーベルト (4月8日13:10〜15:00)
 
 片柳神父様の福島滞在二日目、教会を巡った後、さらに小名浜漁港に行きました。ここでは津波の被害の爪あとをまざまざと見ることになりました。

大型漁船が埠頭を打ち砕いて乗り上げていました。このような巨大な鉄の塊を、津波は木の葉のように軽々と舞い上げたのですね。

この船自体の損害、仕事を失った損害、今後の漁民の生活の損害...これらの船を見てそんなことを考えたら気が遠くなるような思いがしました。
地震から1ヶ月、解決の見通しはなく先行きが見えていないのです。

漁港の案内所です。この付近はずっとこのような有様です。被害の重さに言葉を失います。

道路の状態は、このような状態です。

片柳神父様は、津波で命を奪われた方々の霊魂のため、また海がこれ以上放射能で汚染されないよう祈りを捧げて下さいました。