避難所の寺子屋

今日の環境放射能測定値測定結果:二本松市役所
3.90 マイクロシーベルト (3月28日09:00〜11:15)
3.42 マイクロシーベルト (3月28日13:30〜16:00)

 二本松市で現在受け入れている約3000人の避難者の方々は原発から10〜20km圏内の町の方々です。子どもたちは本来ならもう来週から新学年として学校が始まります。しかし、原発問題の解決のメドが立たない限り、子どもたちも学校へは戻れません。元気な子どもたちですが、勉強が心配です。市の福祉協議会のボランティアに応募したところ、ちょうどタイミングよく英語の先生を求めているとのことで、さっそく行ってきました。

「城山第二体育館」です。
二本松市が提供している19箇所の避難所の一つです。

体育館内の避難者の方々の様子。139人の方がおられます。テレビも2台あります。食べ物、飲み物も十分に援助していただいています。石油ストーブもついてます。灯油もあります。援助して下さっている皆様ありがとうございます。

勉強の遅れを不安がる子どもたちのために、寺子屋を始めました。小学生から高校生まで26人いますが、勉強したい子だけを集めて英語の勉強を始めました。と言っても、子どもたちは教科書もノートもありません。ですから、とりあえず、英会話の練習をしました。
Hello! My name is Chikako.....

これは二日後です。英語の書き取り練習のためにプリントを準備してきました。
子どもたちはとても熱心に勉強します。そして、楽しく勉強してくれています。