出会い―その2

 二本松市役所に貼って頂いたマザー・テレサ写真展のポスターを見て、教会を訪ねて下さった方がある。「マザー・テレサ映画祭」も今、日本全国を巡回しているが、福島市でも開催予定となっており、その主催となっている「NPO法人シャローム」の理事をなさっている野内さんという方だ。このシャロームプロテスタントの方によって1980年始められ、障がい者、教育・学習支援、福祉一般、医療・保健・健康づくり、地域・まちづくりなど幅広い活動を行っている特定非営利活動法人だ。このような方が訪ねて来て下さるのは、教会にとっても有意義なことだ。お互いに力を合わせれば活動の輪も大きくなる。野内さんは障害者自立支援のために作った「まちなか夢工房」というパン屋さんのことをお話下さった。障害者と言ってもその多くは高学歴の方で、何らかの事情で社会で生きることが難しくなってしまった人々だと言う。現代社会の歪みがこうした人々を排出してしまうのだろう。シャロームではいのちの電話も受け付けている。
 世界の平和と人の幸福の実現、すなわち神の国の到来のために神様は人々の協力をもっともっと望んでおられる。