チラシ配布行脚と波紋

 昨日、チラシを便で送るために4人で住所書きをした。幸いなことに二本松教会には書道の先生がおられる。先生は筆ペンで、他の3人はさらさらと筆を走らせる先生を横目にマジックで悪筆を申し訳なく思いながら書いた。仙台教区内の全教会宛にメール便でお送りした。一人でも多くの方が二本松に来て下さって、さらなる交流ができたら嬉しい。 
 今日は福島市(二本松市から北へ25km)に行って、マザー・テレサ写真展のポスターとチラシを配布して回った。新聞社とテレビ局、ノートルダム修道会、桜の聖母学院の幼稚園から短大まで、そして松木町教会と野田町教会へ配布してきた。野田町はトマス神父様がお留守だったので、迷ったが厚かましくも勝手に聖堂前の掲示板にポスターを貼り、チラシを他の配布物の横に並べて置いてきた。後で電話を入れようと思って外に出ると、ちょうどトマス神父様が外出から戻ってこられた。内心、勝手にしたことを怒られるかなとドキドキしながらこの件を話すと「ああ、いいですよ!」とあっさり快諾して下さったので安堵した。よかった、フー。

 後援の一つ福島民友新聞社が、今日の新聞に「マザー・テレサ活動の写真紹介」と題して写真展予告の記事を掲載してくれた。私が出来立てのポスターを手にしている写真入りだ。情報の詳細が書いてあり、さすがに新聞記者が書く記事は要領を得ている。
 そして、この新聞記事には問合せ先として私の携帯番号が載っているが、いわき市の方から電話がきた。この写真展は巡回しているそうですが、いわき市ではやらないのでしょうか、と言うので、残念ながらその予定はないと返事せざるを得ない。そして実は、信者ではないが、心の病を抱えていてマザー・テレサを知って慰めを感じたのだと言う。いわき市は遠いと言っても電車で2時間の距離なので、チラシをお送りすることを約束して電話を切った。一般の方もこのように待っておられる。マザー・テレサは今も必要とされているのだ。