マザーテレサ写真展の準備着々

 ミサの予定だったが、急遽神父様の体調不良のため、集会祭儀になった。参加者女性15名、男性2名、園児1名。
 今日は神父様を囲んで二本松教会の全員の写真を撮る予定だったが、来週に延期になった。カトリック新聞に「司祭に休養と安息を」と岡田大司教様の言葉があったが、確かに司祭職というのは精神的に大変なお仕事だ。私たち信徒は神父様を酷使しないようにしなければいけない。
 マザー・テレサの写真展の準備は順調に進んでいる。お蔭様で皆様の暖かいご支援により、準備資金のめどもつきそうだ。神様とマザーテレサと皆様に心から感謝!
 会場準備や開催期間中の案内係や書籍販売係の役割も決めた。実は、これらの役割も二本松教会のメンバーだけでは人手不足なので、他に協力をお願いせざるを得ない。またまた、他の方々にお世話になるのだ。しかし、喜んで手助けして下さる方もあるので、嬉しい限りだ。神様のために働く時には必要な助けがいつも与えられる。
 名義後援としては、カトリック仙台司教区、ドミニコ会、コングレガシオン・ド・ノートルダム修道会、桜の聖母短期大学二本松市教育委員会二本松市社会福祉協議会福島テレビ福島中央テレビテレビユー福島福島民報社福島民友新聞社、福島中央新報社 が協力して下さる。
 二本松市という小さな町でこの写真展をすることの意義は、マザーテレサの精神が隅々の人々にあまねく行き渡ることの他に、二本松教会としての宣教活動がある。だいたいにして、この町にあって、二本松教会は他に向けて何も活動していないため、町の人々にはその存在すら知られていない。カトリック幼稚園が併設されているので知っている方はあっても何をしているのかまではご存知ない。この写真展において布教活動はご法度だが、市民の方々にカトリック教会の活動であることを知って頂くだけで宣教の大きな第一歩だと思っている。主催がカトリック二本松教会という宗教団体にもかかわらず、よく市の教育委員会社会福祉協議会が後援を承認して下さったと思う。ひとえにマザーテレサの神通力だと思う。
 もう一つ、この写真展が二本松市の活性化の一端にでもなってくれたらという願いもある。この50年人口が減りはしないが増えもしない、という状況だ。どうも活気に欠ける。東北人はだいたいにして腰が重いが、このようなイベントによって人が動き出すことを願う。