聖体奉仕(6)と県連協議会

 今日は、午前中に安田さんのところへご聖体をお持ちした。お変わりはなかった。教会の最近の様子として、桜の木を植えることをご報告した。安田さんは、「ほー!」と目を大きくしてそれは良かったとばかりに賛同して下さった。ただ、私が心配していることとして、「桜は肥料や水やりもしなくていいそうなので、手はかからないのですが、虫がつくのがちょっと問題ですね。そして、もう一つ、桜は何年も生きるし大きくなるので、樹齢300年になった暁にはここの場所では狭いので心配しているんですよ。」と悩みを打ち明けた途端に、安田さんは相好をくずしてこれ以上おかしいことはないとばかりに笑いころげられた。そしてその笑いにはあきれた表情も見てとれた。やっぱり。他の信者さんたちもそういう私にあきれていた。しかし、私は大真面目で心配しているのだ。300年後にはどのような方向に枝が伸びるのかを予測して植えなければと...。そして、300年後の二本松信者さんがこの桜を見て、その桜に込めた思いを知ってほしいのだ。...と言いながら、自分でも300年先を心配している己を客観視するとやっぱり笑いが込み上げてくる。それよりもまずは、虫に食われて枯れてしまうことのないようにしなければ。
 午後からは、福島県連絡協議会が郡山教会で開催され、それに出席した。事業報告と事業計画、決算報告と予算審議、今年度のカトリックの集いや教区研修会について、「仙台教区年」について、教区施設整備について、などが議題として話し合われた。二本松教会に戻って、今すぐに私たちに関わる問題だけを急ぎで報告した。二本松教会はミサに来ている人全員が役員であり、まとまりがあり、一致団結していることが誇りだ。小さくても、高齢化していてもパワーは全開だ。