マザー・テレサ生誕100年記念写真展


 今年はマザー・テレサ生誕100年の年です。それに当たり、神戸を皮切りに東京や広島で「マザー・テレサ生誕100年記念写真展」を開催しています。これはマザー・テレサの勧めで司祭になったというイエズス会の若き司祭、片柳弘史神父様がご自分で撮影されたものの写真展です。「片柳神父のブログ 道の途中で」(1月12日)の中で、そのきっかけをこのように書いておられます。
 「この写真展のそもそもの発端は、昨年わたしが14年ぶりにカルカッタを訪問したことにあります。このブログでもすでに何回かご報告しましたし、カトリック新聞等にも書かせていただきましたが、この訪問中わたしはマザー・テレサが今も生きているということを全身で実感しました。マザー・テレサと再会した、と言ってもいいほどの体験でした。マザー・テレサが生きているというこの喜びの知らせを一人でも多くの方に伝えるため、帰国後、写真展をしてはどうかと思いつきました。」
 神戸での写真展の経緯が詳しく師のブログの中で報告されています。それを読んでいた私も思いつきました、「仙台教区でもこの写真をお借りして行ったらどうか!」と。
 思い立ったが吉日、片柳神父様は上智大学神学部時代の私の友人ですので、早速片柳神父様に連絡をしたところ、8月以降なら貸せるよ、ということでご快諾下さったのです!すぐさまこれを二本松教会の皆さんと相談し、リゲンザ神父様とも相談し、まずは二本松教会で写真展を開催することが決まりました。
 開催期間:2010年8月22日(日)〜8月29日(日) *8月26日はマザー・テレサの誕生日
 場  所:二本松市市民交流センター (昨年10月オープン。二本松駅から徒歩1分、教会から徒歩5分)
 写真数 :約80枚

 これからが大変です。後援や協力のお願い、ポスター、チラシ等の作成と配布などやるべきことは山積みです。また、訪れた方はマザー・テレサの本を読みたいとお思いになるでしょうし、福島県にはカトリックの専門店はありませんので書籍販売については先日東京に行った時に、ドン・ボスコ社に打診してきました。
 大変さにもかかわらず、マザー・テレサのこととなると、不思議にみんなが喜びを持ってやろうという気になるのですね。二本松教会のメンバーの8割は高齢者ですが、この企画に皆燃え立っています。とは言え、二本松教会のメンバーは私も含めてこういうことに関して全くの素人ばかりですので、私たちだけでは正直のところどうしたらいいのか分からない部分もあります。マザー・テレサ霊性を宗教にかかわらずみなさんの心に再び甦らせるために、どうぞ皆様のご協力を宜しくお願いします。