信徒の望み―再カテケージス

 今日はカテケージスをもう一度学びたいという方の希望で、3人でカテケージスの勉強会をしました。受洗後25年の私と9年の方と2年の方の3人です。
 信徒の方々は洗礼は受けたものの、また、ミサに与ってはいるものの、自分としてはまだ勉強が足りない、もっといろんなことを知りたいという飢え渇きを感じておられる方がほとんです。聖職者や修道者は勉強のチャンスは沢山ありますが、信徒にはあまりそういう機会はありません。求道者のためにカテケージスをしていると、受洗後10年も経っている方が、「羨ましい、私も一緒に勉強したい。」とおっしゃるのです。そういう声に応えて、カテケージスの勉強会を始めました。そして、そんな私たちの声が神様に届いたかのように、今月届いた「カトリック生活5月号」ではカテキズムの特集を組んでくれています。これを読んでさらに奮起しました!
 洗礼を受けて何年も経つ私たちが、もう一度カテケージスを学び直して見ると、「ああ、それはこういうことだったのね!」といつも習慣で唱えていた言葉の何たるかを知って目からうろこの感激を味わいます。神様に少しでも近づきたい、神様をもっと知りたい、との思いが少し実現した喜びを味わいます。
 今日は、カテケージスとは何か、ゆだねられた信仰の遺産とは何か、などを『カトリック教会のカテキズム』をテキストとして学びました。