東京カテドラル関口教会での野菜販売
関口教会には第2、第4、第5の日曜日に野菜販売に伺っています。ここは近くに八百屋さんがないためでしょう、近隣にお住まいの方が早朝から散歩やラジオ体操などをしておられますが、そうした方々が、まだ夜も明けぬうちに買いに来られます。ですから、私たちもその方々に合わせて朝5時には到着するようにしています。
その方々からは「1週間分の野菜はここ買うのよ」とか「ここでしか買ったことがないから」とか、「うちの子は福島の野菜は味が濃くておいしいって言うんです」など、嬉しいお言葉を頂いています。
そして10時には野菜はほぼ売り切れてしまいます。10時のミサに来られる方が立ち寄ってくださるのですが、申し訳ないのですが、その頃には野菜はほとんどないんです。
野菜を並べ終わった頃夜が明け始めます。気持ちいい朝です。早起きは三文の徳!
西川主任神父様もほとんど毎回買いに来て下さっています。嬉しいです。ありがとうございます。
福島を出るときは雪で、車も凍っていましたが、今日の東京は暖かいこと!13度ですって!お天気がいいとお客様も多く来て下さるので、販売日よりです。
いつも皆様、ありがとうございます!
幸田司教様のミサ
東京教区の幸田補佐司教様が、原町教会に来られ、復活祭まで常駐されることになりました。大震災以降に名古屋からおいでくださっていた狩浦神父様がご病気になられ名古屋にお戻りになったために、幸田司教様が来て下さったという経緯です。そのようなことで福島県におられるので、この度、二本松教会にも来て下さいました。
ところがその日は雪!心配しておりましたが、無事二本松にお着きになりました。しかし、逆に二本松教会の信者さん方がご高齢の方が多いため教会に来ることができず、10人の参加となりました。とてもいいお説教でしたので、残念でした。
お説教の内容は、幸田司教様ご自身のブログにアップされています。こちらをご覧ください。→http://nativitas.blog130.fc2.com/blog-entry-420.html
仮仮置き場から仮置き場へお引っ越し
2011年に幼稚園の園庭と教会の庭の除染を行いましたが、その汚染度は仮仮置き場として敷地内の駐車場の所に埋められました。仮置き場といいながら、どうせそのまま永久置き場になってしまうのだろうとその時は思っておりました。
ところが、この度それらを掘り起こして、仮置き場に移送する作業をしてくれました。幼稚園がお休みの土曜日に3回(1/14,1/21,1/28)に亘っての工事となります。
埋設した時は、大きな穴を掘って、その底にブルーシートを敷き、その上に汚染土をいれるという方法が取られました。それを掘り起こしています。
掘り起こした汚染土はフレコンバッグに詰められますが、雪が降って気温の低いこの日は、そのバッグも凍りついて、二人がかりでやっと開いていました。
中学生から手創り表札の贈り物
いつものように仮設に野菜の配布に伺いました。今回は、兵庫県の中学生が手作りしてくださった「表札」も一緒にお配りしました。
この表札は、中学の美術の先生をしておられる方が、被災地のために何かしたいという思いを持っておられ、考え付いたことが教え子たちの中学生一人一人に授業で表札を作ってもらい、それを届けようということで送られてきたものです。
本日、各世帯に配布した野菜です。
皆さんの手に持っているのが、中学生の手作りの表札です。それぞれに味があって素敵です。そして、一つ一つの作品の裏にはお手紙も添えてありました。中学生の思いが仮設の方々にしっかりと伝わりましたよ。
西千葉教会と岳下住民センター仮設との交流会
交流会当日はこのように好天に恵まれました。みんなやる気満々で楽しみにしています。
本日のメニューは、
西千葉:芋煮、焼き鳥、フランクフルトソーセージ
仮設:きんぴらごぼう、いか人参、漬物
福島やさい畑:新米(おにぎり)
です。
西千葉教会の男性軍は焼き鳥を外で準備してくださいました。そこへ仮設の方が自転車で来られ旧交を温めました。この方は浪江町の自宅に一時帰宅していましたが、この交流会のために、わざわざ来られたとのことです。嬉しいですね、楽しみにしてくださって。
交流会の始まりです。6人掛けのテーブルを6か所設置していただきました。これは西千葉からの提案で、横1列にすると話がしにくいので、今回はこのようにしようということで、それは大成功でした。各テーブルで話が弾みました。
参加者の方々にエンターテイメントをご披露して頂きました。仮設で「写経」教室をしてくださっている鏡石寺(天台宗)の川名ご住職様が、モーツァルトののフィガロの結婚から「もう飛ぶまいぞこの蝶々」と「カロ・ミオ・ベン」を原語で歌って下さいました。
そのあまりのすばらしい歌声に聴衆はあっけにとられるほどでした。ある方は「趣味の域を超えてるね...」と目をまんまるくしてつぶやいていました。
私もちょっと「アメージンググレイス」と「グリーンスリーブス」をアイリッシュハープで演奏させていただきました。
仮設の方々による「福島音頭」です。後列の3人は西千葉の方々です。見様見真似で一緒に踊りました。
「浪江音頭」も踊ってくださいましたが。その歌詞が切ないんですよね...「帰りたい、帰りたい...」と歌うんですよ。
郡山教会の方も踊りに加わりました。
西千葉教会と岳下住民センター仮設との交流会「前夜祭」
今年に入って2回目の「西千葉教会―岳下住民センター仮設交流会」が開催されました。今回はカトリック西千葉教会から16名が荻窪教会の重鎮・佐々木さんの運転でおいでくださいました。
今日は下準備です。というより、前夜祭といった方がふさわしいかも!男性4名は仮設の集会所に泊めて頂くことになり、それは遅くまで飲み明かすことができることを意味しています、ウフフ!
西千葉の方と仮設の方と一緒に準備をしています。
仮設と同じ敷地内にある「農村婦人の家」をお借りしました。台所も調理台が4,5台もあります。
前夜祭!明日は仮設の自治会長小野田さんのお誕生日ということで西千葉の方が薬玉を準備してくださいましたぁ!
お祝いは宮城県の「浦霞」という純米酒。何でも名品なんだそうです(飲まない私には分かりませんが)
西千葉教会の女性軍はホテルに引き上げまして、その後が2次会。仮設に宿泊する男性軍と仮設の方数名が残ってカラオケ大会です。
ダウンするまで飲んで歌って愚痴って、楽しく過ごしました!