大阪北地区の代表者の来訪

 今年もまた、大阪北地区の6つの教会の代表者の方々が9名二本松に視察訪問においでくださいました。
 今市教会、枚方(枚方)教会、梅田教会、関目(せきめ)教会、香里(こおり)教会、門真(かどま)教会 です。

まずは、腹ごしらえ。駅前の市民交流センタ―の中に浪江町やぎそばの店舗「杉の家」さんが入っていますので、B級グルメで有名になった「浪江やきそば」を食しました。

市内にある仮設住宅を訪問しました。ちょうど、当法人の主催で「エコクラフト手芸」教室をやっておりました。
 これはゴミ箱よ!素敵でしょ!

大阪の方々も興味津々。


大阪の方も、仮設の方に作り方を教わって、家に戻って作ってみよう、とおっしゃっていました。

次に訪問したのが、米農家さん。このあたりでは作付面積ナンバーワンの後藤ファームさんです。皆様にもこちらのお米を販売させて頂いています。左端の作業服の方が専務の後藤さんです。


お米いろいろ。食べ比べてみてください。

後藤ファームさんではハウスできゅうりも作っています。何といってもきゅうりはこのあたりの特産ですので。


最後に「有機農家」の大内さんを訪問しました。真ん中の帽子をかぶっている方が大内さん。有機農家のお客様は健康志向の高い方だけに、放射能問題でさっと手を引いてしまって二度と戻ってきません。大内さんはこんな時ほど助けてほしいのに、彼らは「物」だけがほしかったのか、ととても失望しておられます。

この畑はあの当時ほうれん草が葉を広げていましたので、そのほうれん草が放射能を受け止め、畑は守られたのです。そのほうれん草は軽トラック10台分も破棄せざるを得ませんでしたが、大内さんはほうれん草が畑を守ってくれた、と今も当時を思い出して感無量の面持ちになられます。こうして、今では、いつものように作物を作っていますが、去ったお客様は戻ってこないので、今も苦戦しています。