仮設で「写経」第5回目

 雪が舞うこの日、写経の第5回目を二本松市の仮設で行いました。不謹慎な発言ながら、こんなに皆さんが熱心に続けられるとは、正直思っておりませんでした。写経の何がそうさせるのでしょうか?ご住職に魅力があるのかも知れませんね。皆さん、字がよく見えない、とか手が震える、とか言いながらもどなたも辞めようとはなさらないのです。

仮設住宅に雪が舞っています。

簡単な挨拶の後、前回に引き続き「日本国憲法前文」の写経です。かな混じりですので、ちょっとは書きやすいかも知れません。


こんなにたくさんの方が参加してくださいます。

真剣そのものの表情です。

静寂の中、黙々と書き続けます。

皆さん、書きながら何を思う...その胸のうちは...?

最後の20分間は、ご住職様との雑談です。たわいもない話、深刻な話、何であれ、話に耳を傾けてくださる方がいるということは心の救いです。