カトリック飯野教会いよいよ解体

 カトリック飯野教会は、二本松教会に先立つ1年前に建立されました。そして、長年、二本松教会の巡回教会という位置づけにありましたが、今から約10年前、堂守りをしておられた信者さんが亡くなられてからは無人の教会となり、事実上廃止となりました。 
 56年も福島の地にあって、信仰の証となり続けたカトリック飯野教会を通して頂いた多くの恵みを感謝します。お疲れ様でした。


明日からいよいよ解体工事が始まるに当たって、「感謝と工事の安全の祈り」をしました。松木町教会と二本松教会から数名、そして解体業者の方と共にイエジ神父様の司式で行いました。
 昨日、降っていた雪も今朝は止んで、快晴となりました。雪の白さと空の青さが私たちの心も清くしてくれるのを助けてくれていました。







当時は、周囲が田んぼで、ここに幼稚園を作る計画もありましたが、それは実現しませんでした。今では、周りは家や会社などが建っています。








入り口に作られた「ルルドのマリア様」です。無人の教会となってから、信者でもないのに、近隣の方がお花をお供えしてくださっていました。

伝道館です。もはや完全に廃墟と化しています。

お聖堂の中から祭壇も祈祷台もご像もご絵も本類も、皆取り出して、空っぽになりました。

教会堂はなくなっても、信仰は生き続けますように!