カトリック鷺沼教会での野菜販売

 昨年の大震災3.11からちょうど一年目の今日、各地で祈りが捧げられています。
この日、私は受洗した川崎市カトリック鷺沼教会で野菜販売に呼んで下さったので、行ってきました。

カトリック鷺沼教会の主任司祭、松尾貢神父様司式のミサです。震災のための祈りを捧げて下さいました。
 ミサの終わりにご挨拶する機会を作ってくださいまして、福島の現状について、次のようなお話をさせて頂きました。
 「避難者の方々に生活の場は与えられ、落ち着きは取り戻しています。とは言え、あまりに甚大な被害のために失業者が多く、経済的には困窮しています。職を求めて県外への流出も多く、復興のための人材も奪われていきます。一方、土地に生きる農業者は土地を離れる訳にはいかず、また、自分の土地を愛しているので離れる選択をしたくはありません。復興のために頑張っていますので、どうぞ助けてください。また、農業県である福島がこのような状況になってしまったことは、日本の農業にとってのダメージでもあります。日本は食を輸入に頼っている部分も大きいので、それ以上自分たちの食が自分たちで賄えないなら、これは日本にとって危機的状況ではないでしょうか。福島の農業の問題を自分の問題として、一緒に考えていってほしいと思います。」


二本松をスタッフ3名で夜中の2時に出発し、6時半に教会に到着しました。大きなテントを準備して下さっていました。
野菜販売の開始です。
鷺沼教会の方がたくさん販売のお手伝いをして下さいました。もちろん、たくさん買ってくださいました。本当にありがとうございました。

皆様のご協力のお陰で、「完売!」しました。文字通り、大根の1本も残らず買ってくださいました。嬉しいです!
空になったテーブルの前で、お手伝い下さった皆さんで記念撮影です。
教会関係者の他に、首都圏在住でいつも販売のお手伝いに来て下さる方ボランティアの方2名もおられます。


鷺沼教会での販売が終わって、もう一つの私たちのための3.11記念行事がありました。
赤羽の星美学園で私たちのために、青木希美枝さんがミサを企画してくださったのです。(ミサ中の写真は撮ることができませんでしたので、写真はありません。)終わってからサレジアンのシスターが私たちのために軽食を準備して下さり、そして、青木さんがご自分が生活困窮者のためにされている炊き出し等の活動の様子などをお話くださいました。
軽食を準備して下さったサレジアンシスターと、青木さんと行動をともにして私たちのために援助してくださる砂川さんです。
ありがとうございました!









恵みの一日でした。皆様に支えられ応援を受け、私たちは負けずに前を向いて頑張っていきます。