南相馬の仮設へ冬物衣料を届けました

 日本の各地から個人の方、またカトリック教会から冬物衣類がカトリック二本松教会に届きましたので、2月17日に、今回は南相馬の小さい仮設住宅の方々へお届けしてきました。
 南相馬の仮設には家を流されてしまった方々が多くおられます。公的機関での支援物資の受付は、仮設住宅へ移る前、つまり昨年夏で打ち切られましたので、冬物をお持ちでない方々が多くおられることが分かりました。しかも、善意の支援がまだ届くことはありますが、それは大きい仮設住宅が優先され、小さい仮設までは届かないことが多いとのことでした。
 そのようなことで、私が持参した冬物の衣類はみなさんにとても喜ばれました。お送りくださった方々、ありがとうございました。

山小屋風の木の香りがする素敵な仮設住宅でした。
ここが「集会所」です。皆さんに声を掛け、集まって頂きました。

車でちょっと行ったところは「立入禁止」。
「この先に僕の家はある...」と一緒に行った青年が感慨深くつぶやいていました。

小さい仮設に優先的に物資が届いたのは初めてだと、皆さん、喜んで集まって下さいました。

男性用もたくさん届けられたので、男性も試着に余念がありません。

この方は「私は今着ているこの服しか持ってないから、良かったぁ」と袋にたくさん詰め込んでお持ちになりました。
届けた甲斐があったというものです。