宮城県大会「新しい創造」


 仙台教区では、教区内の4つの県が毎年それぞれに大会を開催していますが、今日は「宮城県大会」が仙台白百合学園を会場として行われました。例年と異なるのは、今までは各県が自分たちのために行い、他県が参加することはありませんでしたが、この震災をきっかけに、共に心を一つにして支え合おうということで、他県にも参加が呼びかけられたことでした。
 平賀徹夫司教様は、「仙台教区『新しい創造』基本計画」を発表され、この宮城県大会は、仙台教区全ての人をあげて、この基本計画に取組むスタートの大会として位置づけられました。

 
「キリストと結ばれる人はだれでも、新しく創造された者なのです」(Ⅱコリ5:15)
「新しい創造」のために、次の姿勢をもって当たります。
?「新しい創造」である教会は、力の及ぶ限り広い被災地と被災した人々を視野に置き、しかもその中で「谷間」におられた地域やそこに暮らす人たちの心を生き、励まし、つなぎ、支え、寄り添う教会であることを目指す。
?被害が甚大であった沿岸部のみならず、仙台教区全体を組み込んだ体制を作ることで、「新しい創造」への歩みの中で、「我々は主において一つ」を確認したい。
?この実施に際しては、すべてが痛みを伴うプログラムであることとする。
 この「新しい創造」のために「希望の灯」という歌が作られました。(詞・曲:JASH細渕)
そして、心と力を一つにするために「ろうそくリレー」も始められます。その点火式が行われました。
このろうそくが各教会、各共同体を回って同じ思いをもって祈りが捧げられていきます。