ようやく浪江町の捜索始まる

今日の環境放射能測定値測定結果:二本松市役所
1.89マイクロシーベルト (4月19日09:00〜11:20)
1.93 マイクロシーベルト (4月19日13:20〜16:20)

 4月14日より浪江町請戸地区において行方不明者の捜索が開始されました。この捜索によって発見された身元不明者(ご遺体)の着衣、所持品等の写真情報が旧針道小学校体育館に掲示されています。家族・親族等で行方不明の方がいる場合は旧針道小学校に行けば手がかりが見つけられる可能性が出てきました。
 浪江町の方々はどれほどこの日を待っておられたことでしょう。

浪江町役場は二本松市東和支所に間借りしています。
東和は二本松中心地から約15km、浪江からは45kmぐらいのところにあります。










放射能で立ち入り禁止区域になっていた浪江町で、ようやく捜索が始まり、発見された慰留品の写真が今は廃校となっている旧針道小学校の体育館で展示されています。














発見された慰留品は、衣類の他、時計、指輪、入れ歯、携帯電話、靴、などです。



このリスト用紙には、身元不明のご遺体の特徴が書かれています。そして、矢印はどのご遺体がどれを身に着けておられたかをマッチングさせています。
丸で囲んであるのは、身元が分かりご家族に引き取られたことを示しています。
「ご遺体は7日程度で荼毘に付す予定ですが、損傷の程度によっては更に短い期間で荼毘に付す場合がありますのでご了承ください。」とのことです。家族の元に返れないまま、荼毘に付されてしまうのかと思うと...悲しいです...。