寄せられる善意

今日の環境放射能測定値測定結果:二本松市役所
2.17 マイクロシーベルト (4月12日09:00〜11:40)
2.15 マイクロシーベルト (4月12日13:10〜15:00)
 
 今回の震災では、福島は放射能汚染のために他県において差別扱いがされることもある一方で、本当に人々の暖かい善意に大きな慰めと励ましも頂いています。
 鹿児島の喜界島教会の終身助祭の四條さんからは喜界島特産のお菓子と砂糖とすりごまを大きなダンボールで送って下さいました。これらは避難所におられる方々に少しずつ配布しました。
 神戸からはイエズス会の片柳神父様がわざわざおいで下さり、励ましと祈りを捧げて下さいました。神戸に戻られ、視察報告によって教会と学校で人々にご自分の目で見、感じたことを正しく伝えて下さることでしょう。
 神奈川県のプロテスタントの女性牧師さんからはヨード剤がドイツから入手できるという情報を下さいました。ドイツでは原発のある地域にはいざという時のために、全員にヨード剤が配布されているとのことでした。
 避難所の子どもたちは英語と国語の辞書を必要としていますが、それは川崎市から私の代母さんと二本松教会の方々が集めて下さいました。
 東京中野区のお医者さんはこのブログをご覧になって、二本松教会のために復活ローソク典礼ローソク2本をプレゼントして下さいました。


ドン・ボスコ社から委託で送られてきた復活ローソクです。
私たちは昨年の復活ローソクの年号を削って書き直して使うつもりでおりましたので、これはとても嬉しいことでした。
神様は私たちの必要を全てご存知である、というみ言葉が思い浮かんできます。

この復活祭に私たちも復活できますように!






 その他、多くの方々から何か支援できることはありませんか、と心を寄せてくださいます。しかし、福島の問題は宮城や岩手と違って、津波で被害を受けた地に入ることはできないのです。ご遺体の捜索すらできずに今も放置されたままの状態です。当然宮城や岩手でできる瓦礫の撤去もできません。ですから、ボランティアの方のできることは避難所におられる方のために炊き出しをするとか、子どもたちの面倒を見る、といったことに限られてしまいます。