マザー写真展/最終日

カトリック郡山教会聖歌隊「フィオレッティ」
ご挨拶されるソリスト鈴木美智子さん
平賀司教様とリゲンザ神父様もお見えになりました。
写真展は大盛況のうちに無事幕を閉じました。
 最終日の今日、マザー・テレサ生誕100年記念コンサートのため、カトリック郡山教会の聖歌隊の皆さんが来て下さった。練習を積んだその歌声は「愛を歌に乗せてお客様とマザー・テレサにお届けします」とのことば通りすばらしかった。選曲も良かった。(プログラムは8/4のブログをご覧下さい)グノーのアヴェ・マリアなど数曲を鈴木美智子さんがソロで聞かせて下さった。お忍びで来て下さった平賀司教様も、またリゲンザ神父様も堪能されていた。天国のマザーも喜んで下さったに違いない。
 そして、東北のいなか町での8日間にわたるマザー・テレサ写真展は惜しまれつつ幕を閉じた。総来場者数は1,164人。私たちの予想は500人だったので、倍の方々が来て下さったことになる。チラシは5,000枚配布したが、3つの新聞社が連日のように記事にして下さったことも大きい。新聞を見て来ました、という方も少なからずおられたからだ。
 来場者の感想ノートには多くの方が「このような写真展を開いて下さってありがとう」と書いて下さっている。多くの方々がマザー・テレサを待っておられた。開催に当たって、最初はいろいろな困難さから無理との見方もあったが、大きな妨げもなく道は開かれていった。神様のみ旨に適う時、不可能は可能に変えられていく。神様のために働く時は神様が助けて下さる、と全幅の信頼をおいていたマザー・テレサの霊が働いていた。
 マザー・テレサの偉業は私たちに真似のできないことであろう。しかし、マザーの私たちへのメッセージは誰にでもできるはずのことだ。どのように愛すればいいのか、それは、目の前、或いはすぐ隣りにいる一人の人を大切することだ。一人ひとりがそれを実践するならば、地上の天国が実現する。私たちは「神の国」の建設のために働かなければならない。
 「昨日は過ぎ去りました。明日はまだ来ていません。わたしたちにあるのは今日だけです。さあ、始めましょう!」(マザー・テレサのことば)