ドミニコ祭(郡山教会)


 8月8日は聖ドミニコ(1170年 - 1221年8月6日)の記念日です。
 ドミニコはスペインの貧しい村カレルエガに生を受けました。14歳から28歳までパレンシアに住み、6年間人文科学と哲学を学び、4年間神学を学び、パレンシア大学の前身の教授になりました。意欲に燃えてアナトリアへの伝道を教皇に申し出ましたが、送られたのはカタリ派の異端がはびこるトゥールーズ地方でした(1206年)。そこでドミニコは人々をキリストに連れ戻すには、福音を宣べ伝えること、自分自身が福音にそった生活をすること以外に道はないと悟ったのでした。ドミニコは力によってではなく、真理に基づいた説教、喜びに溢れた福音的な貧しい生き方によって、苦しむ人々の救済に貢献しました。こうして「説教者兄弟会」すなわち「聖ドミニコ修道会」が誕生しました(1216年)。「ことばと行いで、隣人の霊魂の真の必要にこたえ得る者となること」がドミニコ会霊性です。

 聖人を讃えて、郡山教会では本日夕方5時のミサの後、「ドミニコ祭」をみんなで催しました。ご馳走が並び、バーベキューもあり、冷たいビールも出されました。子どもたちによるスイカ割りや花火などのお楽しみもありました。真夏の夜の夢のごとく、楽しい時間はあっという間に過ぎました。須賀川教会、二本松教会からも代表者が参加しました。
 リゲンザ神父様が着ているのはカメルーンの民族衣装
 ご馳走を頂きながら親睦を深めました。
 あっ、おしい!もう少し、前!