こしひかりの稲刈り

 「こしひかり」の稲刈りをしました。
5月に植えた苗が...天の恵みを受けてこんなに立派に実りました。

いいお米でしょう!
今はコンバインと呼ばれる刈入れから脱穀までを一気にやってしまう機械化が進んでいますが、やはり天の恵みに勝るものはありません。私たちは刈入れ後は天日に干します。
農民の働く後ろ姿には尊いものがあります。

刈り取った稲を束ねて、天日の力で乾燥させます。機械乾燥が進んだ今ではむしろ、めずらしい光景となりました。 しかし、貴重な光景です。


天日で干した稲は、機械乾燥よりもアミノ酸と糖の含量が高く、食味値が高いと言われています。また稲を逆さまに吊るすことで、稲穂の油分や栄養分、甘みが最下部の米粒へ降りてきます。大変な手作業ですが、こうして手をかけた分、愛情が詰まった美味しいお米に仕上がります。
乾燥機が使用されるようになってからは、天日干し乾燥のお米は市場に流通することが近年急速な減少傾向にありますから、貴重なお米です。

ひととおり仕事を終えて一服です。

昨年も放射能検査で不検出でしたので、たぶん今年も大丈夫でしょう。私たちはただ天が与える恵みを受けるだけ...
かえるちゃんも安心して住める安全な田んぼです。