仮設の方々への野菜支援第6回目

 ちょっとの間、支援金が滞ってしまい、お届けできずにいましたが、2012年8月30日に、南相馬地鹿島区の「牛河内第一応急仮設住宅」146戸へ一戸500円分の野菜をお届けしてまいりました。
 今回は、7/24-8/29にご入金くださった方々の分を充当させて頂きました。ありがとうございました!
千葉県:2名(16口)、東京都:7名(45口)、兵庫県:1名(6口)、新潟県:1名(1口)、神奈川県:5名(49口)、埼玉県:2名(20口)、愛知県:2名(12口)
合計:21名様(団体様)150口


 
新鮮な、えのき茸、なす、トマト、かぼちゃ が入ってます。

送り主のラベルを作成してくださいまして、野菜が届くとまず、このラベルを貼ります。
やはり、自己紹介は礼儀でしょう。そして、この活動をしているのが誰かが分かる方がつながりができるからです。また、留守宅へおいてくる時にも役に立ちます。

配布のお手伝いのために8名も集まってくださいました。毎回、野田町教会(福島市)からこのために来て下さる方もおられます。お揃いのカリタスの名入の黄色のベストも準備しましたよ。

4人組で役割を決めました。声をかける人、手渡す人、一輪車を運転する人、留守宅に引取り券を配布する人。








  
 配布の仕方もだんだんコツを覚えてきました。少なくとも3回は戸をたたき、大きな声をかけること。高齢者が多いので在宅でも聞こえない場合があるからです。不在の場合は、引取り券をおいてきます。
 こうして野菜を1軒1軒配布していると、引きこもりになりがちな方々とも交流ができ、単に野菜という物的援助だけでなく、精神的なつながりもできるようになり、こういう形の支援に意味があることを実感しております。仮設の方々もこの野菜を喜んで受け取ってくださり、中にはお礼にジュースを下さったり...と。お互いの交流もしやすくなってきました。

周りの田畑は青々と成長し、何事もなかったように平穏な田園風景が広がっています。あの悪夢が夢なら覚めてほしい...。

 避難生活はまだまだ続きます。不安の中で生活しておられる方々を忘れないでいてください。
 継続が大事です。どうか引き続きご支援下さるよう宜しくお願い申し上げます。


                福島やさい畑〜復興プロジェクト〜